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第94回 県・横浜メーデー ダイジェストビデオ公開

2023年のメーデーは、神奈川県内8か所(昨年は6か所)で、式典とデモ行進が行われ、約2700人(昨年は約2000人)が参加しました。

コロナ禍の下で中止やオンライン開催などの試行錯誤が行われた4年間。平日ではありましたが、昨年を上回る参加で運動を交流し、団結を固め合う場となりました。

 

横浜地区労の参加した「県・横浜メーデー」は、沢渡中央公園に1400人(昨年1000人)が集い、式典の後に横浜駅前に向けてデモでアピールをおこないました。

デモの隊列には、地区労加盟組合の他、全損保(全日本損害保険労働組合)、TVK労組も合流し、賑やかなデモ艇団となりました。

 

式典では、特別報告として、地区労加盟組合の東海大学教職員組合(佐々木委員長・地区労議長)が発言しました。

東海大学における無期転換ルールをめぐる雇止め撤回の闘いを報告するとともに、静岡と札幌でストライキを行ったことによって「まずは一人の雇止め撤回を勝ち取った」ことを報告すると会場から拍手が沸き起こりました。

今年の春闘は、全労連を先頭に「ストライキを打てる力を背景に、賃上げを勝ち取ろう」と闘われています。

佐々木委員長は「東海大労組はいまは無期転換、雇止めの闘いに全力を挙げているが、この春闘の中で、非常勤だけでなく、専任の教員、事務職員も組合に迎えている。

賃上げ、労働条件の引上げ要求を実現できる労働運動をつくっていきたい」と決意を表明しています。