圏内の某大学経営学部1年生の「キャリア形成論」でお話する機会をいただきました。
テーマは
「労働組合の役割と活動~私たちのキャリアに労働組合をどう活かすか~」
大学1年生といえば約18歳。
一コマ100人~200人なので全部で600人くらいの若者たちに「労働組合」をどう伝えるか。
責任とともにエネルギーを要する依頼でしたが、非常に重要な機会をいただいたと感謝しています。
労働組合という超重要な機能を、学生のうちに触れることができるのはとても良いことだと思います。
講義の最後の方に話した
「近年は少子化で学生の人数は減っている。しかしアルバイトをしている高校生・大学生の人数は増加している。
なぜか。奨学金制度の問題など原因は様々ありますが、大きな原因として親の所得が減少していることがあげられる。
親の経済状況の低下によって学生の学ぶ権利が侵害されている。
労働問題と教育を受ける権利は密接につながっています」という話にも多くの反響がありました。
先生の話でも、最近アルバイトをしていない学生の方が珍しいというほどアルバイト率は上昇中とか。
学生とて「働く」ことは他人事ではありません。
僕自身は労働組合に出会ったのは社会人になってから。
初めて出会って(救われて)、初めて労働組合の力に驚いたことを覚えています。
そんな体験も含めて、学生の皆さんに話をしています。
労働組合はあまり身近な存在ではない。
そんな労働組合をもっと身近な存在に感じていただければと願っています。
以下、レジュメを紹介します。
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