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核兵器のない世界へ①

コロナウイルスの影響で中止となりました

横浜地区労は、核兵器の廃絶を目指す運動に賛同し、以下の方針を掲げています。

『憲法改悪の策動を許さず、憲法の平和、民主的原則を守り発展させ、米軍基地・自衛隊の拡大強化に反対し、安保条約廃棄、核兵器廃絶をめざして、集会や学習会、各種宣伝行動、毎月6日と9日に定例で行われている「核兵器廃絶署名69行動」などの行動に積極的に参加していきます。

 

毎年開催される「31ビキニデー集会」「原水爆禁止世界大会」へ、地区労から代表を派遣します。』

 

今年の行動予定は以下の通りです。

☆彡3・1ビキニデー(2020年2月29日~3月1日)

☆彡平和行進(2020年5月~

☆彡原水爆禁止世界大会inNY(2020年4月24日~29日)

  ※原水爆禁止世界大会は毎年広島と長崎で開催してきましたが、今年はニューヨークで開催されるNPT再検討会議開幕を前に、ニューヨークで初めて開催されます。

 

3・1ビキニデーとは? 

1954年3月1日未明、アメリカは太平洋ビキニ環礁において広島型原爆の約1000倍の威力をもつ水爆実験(ブラボー)をおこないました。この核実験によって、マーシャル諸島の人びとや多くの日本漁船などが被災しました。焼津のマグロはえ縄漁船「第五福龍丸」は、アメリカ政府の指定した危険区域外で操業中であったにもかかわらず、“死の灰”を浴び、23人の乗組員全員が急性放射能症にかかり、無線長の久保山愛吉さん(当時40歳)は「原水爆の被害者はわたしを最後にしてほしい」と言い残してその年の9月に亡くなりました。この3・1ビキニ事件は、日本国民に大きな衝撃をあたえ、広島・長崎をくりかえさせるなと、全国に原水爆禁止の声がまきおこりました。3千数百万の原水爆禁止署名が集められ、翌55年8月に第1回原水爆禁止世界大会が開催されました。原水爆禁止日本協議会(日本原水協)はその年の9月に結成されました。

   以来、58年間、日本の原水爆禁止運動は、核戦争阻止、核兵器廃絶、被爆者援護・連帯をいっかんしてかかげ、世界諸国民や非核国政府と連帯して、世論と運動をひろげてきました。いまや核兵器廃絶は世界の大きな流れに発展しています。

    3・1ビキニデー集会は、この久保山さんの遺志をひき継ぎ、原水爆禁止運動をになう全国の運動と静岡県の実行委員会が共催してきた伝統ある行事です。ビキニデー集会では、核兵器廃絶を求める署名の推進、被爆者とビキニ水爆実験被災者の連帯・交流を深めます。さらに8月の原水爆禁止世界大会にむけて内外での広範な共同を呼びかける場となるでしょう。

   詳細はこちら➡ http://www.antiatom.org/bikini_day/index.html