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職場や家族、友人から集めよう! 「カジノ誘致の是非を問う住民投票条例制定署名

≪職場や家族、友人から集めよう!

「カジノ誘致の是非を問う住民投票条例制定署名」≫

 

横浜地区労副議長で港湾労組の三宅さんに取り組みをお聞きしました!

 

山下ふ頭にカジノができるという問題は、港湾労働者にとって署名行動と関係なく関心の高いテーマでした。

業界も労働者も自分たちの働いている場所を博打に売り渡す計画に反対してきました。住民投票を求める署名集めは当たり前のようにみんなやってくれます。

横浜市に住民票のある組合員に一人一人あたるのは困難ですが、執行委員が「隣に住んでるおじちゃんにも渡すよ」と持ち帰ったり、部会のグループLINEで説明してそれぞれが署名簿を届けたり、職場支部長を呼んで受任者登録から丁寧に説明して、事業所ごとでの署名集めを頼んでいます。

法律に基づいた署名であること、選挙管理委員会が関わっていること、集めた署名には横浜市議会が従う義務のあることなど、署名の説明を聞いて、「法律で拘束する力があると聞いたから」と周りから集めてきた組合員もいました。

専従者は港湾労組の事務所がある建屋の中での声掛けも心掛けています。いつも愚痴を聞いたり、お土産をあげている掃除業者の人に頼むと、「会社の事務所で集めてくるよ」と言ってくれたり、建屋の管理事務所の事務員、館長までも一人一人丁寧に説明して、快く署名を引き受けてもらっています。そうした取り組みの中で、予想外の人が10筆、20筆持ってきてくれることもあります。

港湾労働組合は9月26日が定期大会だったこともあり、各種委員会の開催、役員選挙公報の配布など組合員を回る機会も多かったため、その都度、署名簿の配布を行いました。現在、150部ほど配布を終え、30部100筆ほど回収しています。大口で預けた分会などの回収はまだほとんどがこれからですので、さらに上積みされます。

署名の集約をしていて予想していなかった組合員が家族や友人の署名をもらってくると、組合行事、争議行動など普段の組合活動では知ることのできない一面が見えて驚きます。「この人、意外に顔が広いな」あるいは、「行動力あるな」など仲間への見方が変わることもあり、これからの組合活動を発展させる上でも意義を感じています。

まだまだ労組を引退した仲間への声掛けや、宣伝行動による配布も伸ばして最後まで集め切ろうと意思統一しています。

(港湾労組 三宅)